文化庁の補助金により独立行政法人日本芸術文化振興会に新たに設置された「文化芸術活動基盤強化基金」において、グローバルに活躍できる人材を育成する「クリエイター等育成プログラム」が展開されることになりました。本プログラムでは、次代を担う若手クリエイター等の人材育成を目的に、海外展開に向けた指導・助言、海外フェスティバル等への派遣や出品、現地関係先とのネットワーク形成の促進、サポート等を行います。公益財団法人ユニジャパンは本育成プログラムの映画分野を受託し、実施します。
映画分野の育成プログラムは「海外映画祭・マーケット等への渡航(第1期、第2期)」(自身の企画を海外でプレゼンテーションする能力等を身につけるプログラム)と「滞在型」(海外にてレジデンスを行い、企画・脚本を開発するプログラム)の2種を実施します。
海外渡航プログラム(第1期、第2期)
育成対象者が海外で活躍していくための伴走支援を行います。書類による選抜後、面接を経て定めるゴール(*)達成に向けて、
・アドバイザー(海外展開実績のあるプロデューサー、監督など)による月1回程度の面談
・ピッチングトレーニング(英語)
・プレゼンテーション等を目的とする、国内外映画祭および併設見本市への派遣(期間中2,3回を予定)
・企画開発費の支給(上限:410万円*)
等を育成対象者に提供します。
(*注)定めるゴール
選抜後のアドバイザーとの面談を経て、対象者それぞれにあわせたゴールを設定します。
例:企画マーケット参加、企画成立、パイロット版作成、映画祭出品 等
(*注)企画開発費の支給
応募時にご提出いただく支出計画書を元に、アドバイザー及び事務局との面談を経て、支給額と支払いスケジュールを確定します。企画開発費は2~3回に分けて支給予定です。
滞在型(海外レジデンス)プログラム
企画・脚本開発を行うためのレジデンスプログラム(滞在型支援)を実施します。
第1期:2024年12月1日~2026年5月31日(18カ月)
第2期:2025年10月1日~2027年3月31日予定(18カ月)
*募集人数は2期合計で7名程、第2期募集は2025年7月頃予定(募集人数や対象期間は変更する可能性があります)。
*「滞在型(海外レジデンス)プログラム」の募集詳細については、2024年10月頃公表を予定しています。
日本映画製作者連盟、映像産業振興機構、日本映画監督協会、日本シナリオ作家協会
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文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会