公益財団法人ユニジャパンでは、経済産業省の委託事業 (平成29年度人材発掘育成・国際ネットワーク構築事業) を受託し、コンテンツ産業の国際展開及び国際共同製作を推進するため、企画開発・制作実務・資金調達・契約・マーケティングといったプロデュース業務を行う「国際コンテンツビジネスプロデューサー」の育成を行っております。
その一環として、米国アカデミー協会で短編映画・長編アニメーション両部門の部門長を務めるBill Kroyer氏を講師に迎え、ハリウッドを中心とした米国において、インターネット配信の登場により多様化するコンテンツビジネスの変化がアニメーション製作に与える影響について解説するセミナー
「配信ビジネスで変わるハリウッドのアニメーション製作」を開催いたします。
本セミナーでは、これまで中心であった劇場公開にインターネット配信が加わることによって、アニメーション作品のコンセプトづくりや制作内容、マーケティング戦略がどのように変化しているのかについて解説します。CGアニメーションの第一人者として長年業界で活躍してきた経験を持ち、現在もアカデミー協会でアニメーション業界の変化を間近で感じている講師から、世界のトレンドを牽引する米国市場の動向を直接聞くことができるまたとない機会です。
アニメーションを中心としておりますが、ネット配信とコンテンツビジネス全般の変化に関わる内容となりますので、アニメーション業界関係者だけでなく、実写映画、テレビ、ゲームといった幅広いコンテンツビジネスに携わる業界関係者や国際的なコンテンツビジネスに関心のある学生の方などにもぜひご参加いただければと思います。
なお、本セミナーの実施にあたっては日英の同時通訳を実施いたします。
開催概要
[日時] 2017年6月16日 (金) 16:00 - 18:00 (開場15:30)
[会場] コングレスクエア日本橋 ホールB (東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル 2F)
[講師] Bill Kroyer (President, Kroyer Films / Governor, Short Films and Feature Animation Branch,
Academy of Motion Picture Arts and Sciences)
業界において40年以上の経験を持つ米国のアニメーション・CG監督である。ウォルト・ディズニー・スタジオにアニメーターとして入社したのち、CGアニメーションの第一人者として、世界ではじめて全面的にCGを導入した映画として知られる『トロン』などを手がけた。その後独立して妻のスーザンとともにKroyer Filmsを設立し、自身が監督を務める初の長編アニメーション映画『不思議の森の妖精たち』を製作したほか、『Technological Threat』により、アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた。
現在は、米国アカデミー協会短編映画・長編アニメーション部門の部門長を務めているほか、科学技術部会の共同代表も担当している。また、2009年より、Chapman University, Dodge College of Film and Media ArtsのDigital Arts学科の学科長を務めている。
[主な内容]
・ 米国における長編アニメーション作品の優位性について
・ プラットフォームによって変わる作品のコンセプトや制作、マーケティングについて
・ 配信ビジネス等の登場による興行ビジネスの変化について
・ 質疑応答及びディスカッション
[対象者]
・ プロデューサーをはじめとする、コンテンツビジネスを手がけている業界関係者で、米国アニメーション
業界のトレンドについて学びたい方
・ 国際的なコンテンツビジネスに関心のある他業界の若手社会人や学生など
[定員] 100名
[参加費] 無料
[備考] 本セミナーでは、日英の同時通訳を実施いたします。
[主催] 経済産業省、公益財団法人ユニジャパン
応募手続
参加申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、送信してください。
なお、定員に達しましたら応募を締め切りますのでお早めにお申し込みください。
本件に関するお問い合わせ
公益財団法人ユニジャパン内 研修運営事務局
担当:加藤・吉住
TEL:03-6226-3021
E-mail:
hrd@unijapan.org