平素よりお世話になっております。
上海国際映画祭と東京国際映画祭は2015年5月、協力提携の覚書を締結しましたことをご報告致します。
アジアの主要映画祭として共に発展していくために、今後上映作品やゲスト招聘などを中心に互いに密な連携を取っていきます。
<協力提携覚書 抜粋>
- それぞれの映画祭で選ばれた、新しい才能を推薦する
- 相互にコンペティション部門への作品を推薦する
- 国際審査委員の相互映画祭への推薦
- 相互の映画祭にて特別上映事業を行う
- フォーラムや、開会式、閉会式に相互のゲストを招聘するよう協力する
- 人材交流を図る
今回上海国際映画祭で上映される日本映画は第27回東京国際映画祭コンペティション部門、主演女優賞・観客賞受賞 『紙の月』(吉田大八監督)、日本映画スプラッシュ部門、作品賞受賞 『百円の恋』(武正晴監督)日本映画スプラッシュ部門スペシャル・メンション 『滝を見にいく』(沖田修一監督)、アジアの未来部門出品作品『マンガ肉と僕』(杉野希妃監督)など全27作品の上映を予定しています。
<上海国際映画祭コメント>
上海と東京は同じアジアの都市で、アジアの映画業界をサポートしていく責任があると思います。欧州の映画祭の数々は映画関係者から注目を浴びているのは明白ですが、それでも東京や上海がアジア映画に関して、その認知度を高め、応援していくことを表明していくことで、少なくともアジア映画業界人からは信頼されていくのではないかと思っています。この覚書締結を期に、上海で選ばれた日本映画の宣伝効果が見られたり、その逆が中国映画に起こることを期待しています。
【本件に関するお問い合わせ】
東京国際映画祭事務局 プロモーショングループ
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