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2009年09月16日
J-Pitchセミナーin山形のご案内

日本映画の国際共同製作を推進するJ-Pitch事務局が山形国際ドキュメンタリー映画祭2009でセミナーを主催します。ドキュメンタリーの国際展開を考える上でタイムリーな諸テーマについてゲストが講演。今後、ドキュメンタリー映画を通した世界への発信を実現するための可能性を提案します。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 
J-Pitchセミナー「ドキュメンタリー、国際展開の諸問題」

日時:2009年10月9日(金)、11日(日)、13日(火)
会場:山形市民会館 小ホール 山形県山形市香澄町2-9-45  TEL.023-642-3121
参加費:無料
主催:経済産業省、J-Pitch事務局/ユニジャパン
協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭
問い合わせ:山形国際ドキュメンタリー映画祭 東京事務局(担当:藤岡)

      TEL 03-5362-0672 / FAX 03-5362-0670

各セミナー詳細

10月9日(金)10:00~12:00
「それでも合作はおもしろい」
小谷亮太(NHKプロデューサー)
資金を提供して「国際共同制作」と称していた時代は今や昔。今回の山形映画祭では小谷氏のプロデュースした合作ドキュメンタリーが3本も上映されるが、年間10本ものドキュメンタリー作品を世に出すために世界各地のドキュメンタリー・ピッチに参加し企画を共同開発する。インターナショナル・コンペティションで上映される『ナオキ』(監督:ショーン・マカリスター)を例に、日本の企画が外国の監督を迎えて共同制作をした苦労と、それでもやりたいと思う、国を越えてのコラボレーションの喜びについて語る。

10月11日(日)10:00~12:00
「映画を訳す」
阿部マーク・ノーネス(ミシガン大学教授) 
自国外で紹介されて、初めて作品が承認されたと感じる映画作家は少なくない。このような越境配給や国際共同製作は、通訳者・翻訳者の存在があって初めて可能になる。通訳や字幕翻訳、吹き替えを通して、訳者は非公認の共同作者――影の監督――となる。しかし訳者の決定的で創造的なその仕事が、作品に多大な影響を及ぼしていることは、多くの場合無視されている(報酬も不十分である)。気鋭の日本映画研究者が、国際共同製作、通訳、字幕作りについて歴史的な例を引きながら、映画をめぐる言語の移し変えの機微を語る。強烈な新潟弁をどのように(暴力的に)訳すのか、『阿賀の記憶』(佐藤真監督)の大胆な英語字幕がひとつのケーススタディとなる。

10月13日(火)10:00~12:00
「被写体をめぐる法制と慣習」
カルメン・コボス(プロデューサー、コボス・フィルムズ)&山上徹二郎(プロデューサー、シグロ)
近年、日本の制作者が外国で撮影する、あるいはその逆の例が数多く見られる。撮影の現場における被写体との関係性の結び方、肖像権のありようや撮影許可の慣例は国や文化によってどのように異なるだろう。誠意をもって関係性を築くことが前提であっても、どのような誤解や行き違いがありうるのか、国際的な撮影と共同製作の経験豊富なヨーロッパと日本のプロデューサーに実例に基づいて聞く。近年の話題作としては、上映に関して論争が沸き起こった『靖国YASUKUNI』(李纓監督)が参考となる。

問合せ

山形国際ドキュメンタリー映画祭2009
2009年10月8日(木)~15日(木)
www.yidff.jp
主催 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
共催 山形市
会場 山形市中央公民館(アズ七日町)など6会場
電話 023-666-4480



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